心のコンサートその26

Junko’s Heart to Heart Concert No. 26
大津 純子 心のコンサート その26 Reminiscence 〜 追憶

チケット申込<心のコンサートその26>

 今夏は世界規模で最高気温の記録更新が続きました。自然災害も激化の一途をたどり、
日本の比ではないかもしれませんが、ニューヨークも なんと暑いかったことか!!
皆さまには ご無事にお過ごしでいらっしゃいますよう心よりお祈り申し上げます。
過日のニューヨーク・タイムズ紙付録マガジンは『Losing Earth(滅びゆく地球)』と題した特集記事に全1冊(70ページ)が当てられていました。「30年前には気候変動を止めて地球を救うチャンスがあったのだが・・・」という書き出しに、
“あ~ぁ、時遅しでないことを!”・・・と願う思いでいっぱいになりました。
季節感がどんどん薄れて参りますが、順調に新涼の候を迎えたいものですね。

 さて、同封のチラシにございますように10月28日(日)午後5時半より
代官山ヒルサイドプラザにて <心のコンサート その26> を開催いたします。
今回のテーマは季節に相応しく、ちょっとメランコリックな 『Reminiscence 〜
追憶』。プログラム曲には私の心に残る作品群を取り上げました。

 ゲストは工学博士・月尾嘉男先生。先生は BS-TBS「地球千年紀行」で6年間にわたり、世界の先住民族の文化や伝統を紹介されておられました。また、ラジオ番組もお持ちでいらっしゃるのでお馴染みの方々も多いのではないでしょうか。先生の多彩なご活動を通しての興味深い体験談や(地域振興と環境保護のための活動も続けておられますから)この差し迫った地球の問題についてもお話を伺えれば嬉しいな、と考えています。
ピアニストには私のアメリカでの長年のパートナー、コレット・ヴァレンタインを迎えます。私の CD『ヴァイオリンの詩 ~ ベルエポック』などでも共演している気心の
知れた友人です。是非楽しみにお出かけくださいませ。

 お申込み・お問合わせは 電話&Fax:03-3486-8740 まで、
また、インターネットお申込みは http://www.junko002.com/ にて
受付けております。どうぞお誘い合わせの上、是非ご出席下さいませ。
当日お会い出来ますことを心待ちにしています!! 
大津 純子
2018年8月吉日 ニューヨークにて

Junko’s Heart to Heart Concert No. 26
大津 純子 心のコンサート その26〜 Reminiscence 〜 追憶

☆日時:2018年10月28日(日)開演17:30(開場17:00)

☆場所:代官山ヒルサイドプラザ(ヒルサイドテラス内)

☆入場料:一般6,000円 高校生以下 半額(懇親会でのワイン、飲み物、オードブル付)

☆問合せ・お申し込み:大津純子室内楽実行委員会

Tel & Fax:03-3486-8740 Internet:http://junko002.com/

出演:大津 純子 Junko Ohtsu, Violin
   コレット・ヴァレンタイン Colette Valentine, Piano
ゲスト:月尾 嘉男氏 工学博士・東京大学名誉教授
Dr. Yoshio Tsukio Professor Emeritus of University of Tokyo

<プログラム>

☆ウジェーヌ・イザイ:<遠い昔に> 作品10-1 (2曲のマズルカより)
Eugène Ysaÿe (1858-1931) : Dans le Lointain Op.10 No.1 from Deux Mazurkas

☆セザール・フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
César Franck (1822-1890) : Sonata for Violin and Piano A major

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☆Junko’s Heart-to-Heart Talk:
   ≪追憶とは?≫ お話:月尾 嘉男氏
   ≪Lost in reminiscence?≫ ~ a talk with Dr. Yoshio Tsukio 

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☆ガブリエル・フォーレ:夢のあとに 作品7−1(三つのメロディより)
Gabriel Fauré (1845-1924) : Après un Rêve Op.7 No.1 from Trois Mélodies

☆セルゲイ・ラフマニノフ:ロマンス 作品6−1
 Sergei V. Rachmaninov (1873~1943) : Romance Op.6 No.1

☆ニコロ・パガニーニ/クライスラー:鐘(ラ・カンパネラ)
 Niccolò Paganini (1782-1840) : La Campanella, arranged by Fritz Kreisler

お申込み・お問合せ: Tel&Fax 03-3486-8740
Internet http://www.junko002.com/

協賛:株式会社ICMG、Do Good Associates、合資会社 大和川酒造店
協力:株式会社 小田原 鈴廣、ワインズ新富屋、NPO えこお、株式会社 Dia-cubed
主催:大津純子室内楽実行委員会

今回のコンサートのチラシは、下記を御覧ください。
チラシ表面
チラシ裏面

ご来場ありがとうございました!

お陰様で とても素晴らしいお天気に恵まれ、第25回目のコンサートが無事終了いたしました。お忙しい中、多くの皆さまがご出席下さいましたことに心より御礼申し上げます。

今回は熊本地震の発生から ちょうど丸二年の節目に当たり、熊本県菊池市市長、江頭 実氏のお話へのお客様の関心は大変高かったように見受けられました。被災後、市長のポジティブなエネルギーの下、菊池市民の皆さまが一丸となり、どのようにボランティアの方々の協力を得ながら復興に向けての努力を続けておられるのか、数多くの写真と映像を駆使してのご説明は感銘深く、また映像を拝見して気付いたのですが、菊池市には沢山の子供たちが生き生きと目を輝かせているのです。 自然環境に恵まれた美しい土地が人びとを優しく大きく育てているのではないかな、という強い印象を受けました。そして大きく傷ついたものの、今蘇りつつある菊池市の姿は本当に嬉しい限りです。まだまだご苦労は大くあるようです。今後とも 多くの皆さまの お心ある応援をよろしくお願い申し上げます!

実は今回のプログラム選曲には とても心配りをしました。サン=サーンスのヴァイオリン・ソナタ第一番とラフマニノフのピアノ三重奏曲第一番『悲しみのトリオ』は以前から取り上げてみたいと思っていたのですが、この2曲にはどんな作品を併せたらバランスの良いプログラムが出来るかしら・・・と結構悩んだのです。

その時に閃いたのが、私が大好きなオペラのアリア<Mon coeur s’ouvre à ta voix(あなたの声に わが心は開く)>(サン=サーンスのオペラ『サムソンとデリラ』より)をヴァイオリンで弾くこと。オペラのヒロインはソプラノ歌手というのが一般ですが、このオペラではメゾ・ソプラノが主役(因にカルメンもそうですね!)。往年の名メゾ・ソプラノ歌手、マリリン・ホーンのうたいぶりが素晴らしくて、心を揺り動かされます。有難いことに、オペラの指揮や歌手たちの指導者として活躍しているウェイ・エンが今回の共演者で、彼は作曲・編曲にも優れた才能があるのです。早速ヴァイオリンのためにアレンジしてくれるように頼みました。そしてそこから、今回のタイトル《Mon coeur =こころ》が確定したのです。また、折角、渡部 玄一さんという素敵なチェリストに出演して頂くのだから・・・と、ラフマニノフの『ヴォカリーズ』(言葉を使わずに母音だけで唄われる歌曲)をピアノ三重奏用に編曲することをウェイ・エンに依頼し、アンコールとして演奏することが出来ました。お客様からの反応も大変良く、楽しんで頂けるコンサートが実現できたことに感謝の念でいます。

次回(10月28日・日曜日)もよろしくお願い申し上げますね!!

 

 

 

Junko’s Heart to Heart Concert No. 25
大津 純子 心のコンサート その25〜 Mon Cœur 〜 こころ

☆日程:2018年4月21日(土)午後5時半開演(5時開場)

☆会場:代官山ヒルサイドプラザ(ヒルサイドテラス内)

☆会費:6,000円 (高校生以下半額)ワイン・オードブル付

☆問合せ・お申し込み:大津純子室内楽実行委員会

Tel & Fax:03-3486-8740 Internet:http://junko002.com/

出演:大津 純子 Junko Ohtsu, Violin
   徐 惟恩(シュ・ウェイ=エン)Wei-En Hsu, Piano
   渡部 玄一 Gen-ichi Watanabe, Cello
ゲスト・スピーカー:江頭 実氏 熊本県菊池市長
Mr. Minoru Egashira, Mayor of Kikuchi-city, Kumamoto-prefecture

曲目:
*カミーユ・サン=サーンス/シュ:あなたの声に わが心は開く 〜 オペラ:サムソンとデリラ 作品47より
Camille Saint-Saëns (1835~1921)/Hsu : Mon coeur s’ouvre à ta voix ~ from the Opera “Samson et Dalila” Op. 47

*カミーユ・サン=サ=ンス:ヴァイオリン・ソナタ 第一番 ニ短調 作品75
Camille Saint-Saëns (1835~1921) : Sonata pour violon et piano No.1 Op. 75
I. Allegro agitato – Adagio
II. Allegro moderato
III. Allegro molto

* Junko’s Heart-to-Heart Talk:

その時 そして その後・・・熊本地震より丸二年 ≪復興への道のり≫
  お話・江頭 実氏 熊本県菊池市長 
                
“Then and Now” ~ two years after the Kumamoto Earthquake in April, 2016
Guest speaker: Mr. Minoru Egashira, Mayor of Kikuchi-city,
Kumamoto Prefecture

*セルゲイ V・ラフマニノフ:ピアノ三重奏曲 第一番 ト短調 『悲しみのトリオ』
Sergei V. Rachmaninov (1873~1943) : Trio Élégiaque (1892)

*ラフマニノフ/シュ:ヴォカリーズ 〜 ピアノ三重奏のために
Rachmaninov/Hsu : Vocalise for Violin, Cello and Piano

お申込み・お問合せ: Tel&Fax 03-3486-8740
Internet http://www.junko002.com/

協賛:株式会社ICMG、Do Good Associates、合資会社 大和川酒造店
協力:株式会社 小田原 鈴廣、ワインズ新富屋、NPO えこお、株式会社 Dia-cubed
主催:大津純子室内楽実行委員会

今回のコンサートのチラシは、下記を御覧ください。
チラシ表面
チラシ裏面

コンサートの御礼

急に寒くなりましたね。秋が深まる・・・というより冬の訪れが急速に速まってきたような気がします。お変わりなくお過ごしでいらっしゃいますか?

台風22号の思いがけない襲来で最悪のお天気だったにも拘わらず、10月29日は代官山コンサートにお運び下さり本当にありがとうございました。お足元の悪い中、多くの皆さまにご出席頂き、感謝感激いたしております。心より御礼申し上げます。

「心のコンサート」で毎回お会いする懐かしいお顔・・・そして初めてお見え下さり、そこから新しいご縁が生まれて行くことの喜び・・・音楽が人と人の心を繋いでくれることに大きな幸せを感じています。

次回は2018年4月21日(土)です。心新たに、楽しんで頂けるプログラムに挑戦します!是非ご友人や ご家族をお誘い下さり、お出掛け下さいませ!!

再会を心待ちにして・・・

大津 純子

 

 

 

Junko’s Heart to Heart Concert No. 24 in Denmark 2017
大津 純子 心のコンサート その24〜 魅惑のデンマーク
<日本・デンマーク外交樹立150周年記念>

☆日程:2017年10月29日(日)午後5時半開演(5時開場)

☆会場:代官山ヒルサイドプラザ(ヒルサイドテラス内)

☆会費:6,000円 (高校生以下半額)ワイン・オードブル付

☆問合せ・お申し込み:大津純子室内楽実行委員会

Tel & Fax:03-3486-8740 Internet:http://junko002.com/

本年2017年は日本・デンマーク外交樹立150周年記念にあたり、10月29日(日)に行われる第24回目はデンマーク王国大使館の後援を頂き、カール・ニールセン、ニールス・ガーデ、ランゲ=ミュラー、フィニ・ヘンリクスといったデンマークを代表する作曲家の作品を取り上げます。

折よくデンマークの<クラシック音楽の父>とも言われるニールス・ガーデの生誕200年と重なったことも予期せぬ偶然でした。

日本の演奏会では中々聴くことの出来ない、ロマン溢れる美しい曲の数々に出逢える稀少な機会となることと思います。苅田吉夫・元駐デンマーク王国大使をゲスト・スピーカーに迎え、150年に亘るデンマークと日本の友好関係の歴史、そして、苅田大使のデンマークにおける体験や想い出話などを色々伺う予定です。デンマーク作品の演奏と苅田大使のお話を通して、両国の相互理解・友好関係をより深めることに繋がれば嬉しいと思っています。

演奏:大津 純子・ヴァイオリン、岡田 知子・ピアノ、渡部 玄一・チェロ
ゲスト:苅田 吉夫(かりた・よしお) 元駐デンマーク王国大使

 

ゲスト・プロフィール:
島根県出身。1959年東京大学卒業、外務省に入省。オックスフォード大学政経哲学科卒業後、ジュネーブ代表部、韓国、カナダ、在フランス公使、在シカゴ総領事、駐米特命全権公使、駐デンマーク大使兼駐リトアニア大使、在ニューヨーク総領事(大使)、など本省勤務をはさみつつ約20年間海外で勤務。その間3年間宮内庁に出向し、式部副長として即位の礼、両陛下の東南アジア御訪問および中国御訪問に携わった。その後1966年から7年間宮内庁式部官長を務め、その間英国、オランダ、デンマーク、スウェーデン、ポーランド、オーストリアなど数多くの両陛下の外国公式ご訪問に随行した。

退官後は、森ビル株式会社特別顧問、国際科学技術財団理事、アジア人口・開発協会評議員、日本赤十字社医療センター外部評価委員等を務め現在に至っている。2006年に瑞宝大綬章を授章した。

 

<プログラム>(曲目は変更になることがあります)

 

☆ P. E. ランゲ=ミュラー:ヴァイオリンとピアノのための三つの幻想曲

作品39

  1. E. Lange – Müller (1850〜1926): Three Fantasy Pieces for Violin & Piano, Op.39

    ☆ カール A. ニールセン:ヴァイオリン・ソナタ第2番 作品35
    Carl August Nielsen (1865〜1931): Sonata No. 2 for Violin & Piano, Op.35

    ☆ トーク・コーナー <Junko‘s Heart-to-Heart Talk>:

ゲスト・苅田吉夫 元駐デンマーク王国大使]

 

☆ フィニ・ヘンリクス:ロマンス 作品12

Fini Henriques (1867〜1940): Romance for Violin & String Orchestra, Op.12 (Arranged for piano accompaniment)

〜生誕200年を祝って〜
☆ニールス・W. ガーデ: ヴァイオリン、チェロ、ピアノのための小品集

作品29

Niels W. Gade (1817〜1890): Novelletten for Violin, Cello & Piano, Op.29

 

後援:デンマーク王国大使館

協賛:株式会社 ICMG, Do Good Associates, 合資会社 大和川酒造店

協力:株式会社 小田原 鈴廣, ワインズ新富屋、NPO えこお、株式会社 Dia-cubed

主催:大津純子室内楽実行委員会

Sensibilité et Passion 〜 パリに花ひらく感性

2017年4月23日(日)17:30開演(17:00開場)

於・代官山ヒルサイドプラザ(ヒルサイドテラス内)

一般:6,000円(中学生以下 半額)

お申込みはこちら

お問合わせ:Tel&Fax=03-3486-8740

大津純子室内楽実行委員会

出演:

大津 純子・ヴァイオリン

岡田 知子・ピアノ

ゲスト・原島 博(はらしま ひろし)氏:東京大学名誉教授、日本顔学会前会長

1945年東京生まれ。東京大学工学部電子情報工学科卒業、同大学院情報学環に所属。コミュニケーションメディアとしての顔の研究に興味を持ち、1995年「日本顔学会」を発起人として設立し、「顔学」の構築と体系化に尽力。また、コミュニケーション技術の研究者として、単なる情報伝達から感性も含めたコミュニケーションへと関心が広がり、ヒューマンコミュニケーション工学(人と人の間のコミュニケーションを技術の立場からサポート)という新しい分野を開拓。文理横断の学際的な教育研究組織である東京大学大学院情報学環・学際情報学府の設立に携わる。空間の感性にも興味を持ち、その立場からバーチャルリアリティや超臨場感コミュニケーションの研究も行い、このような活動を通じてアートや文化に関わり、文化庁メディア芸術祭アート部門審査員、グッドデザイン賞(Gマーク)審査員などをつとめる。2015年日本放送協会から放送文化賞、2016年芸術科学会からArt and Science Awardなどを受賞。東京大学定年退職後、明治大学(総合数理系)、立命館大学(人文系)、女子美術大学(芸術系)の客員教授をつとめ、現在東京大学特任教授。

 

プログラム:

*  Pauline Garcia- Viardot : Six Morceaux

ポリーヌ・G・ヴィアルド (1821〜1910): 6つ の 小品

*  Guillaume Lekeu : Sonate en Sol pour Violon et Piano

G.ルクー (1870〜94): ヴァイオリン・ソナタ ト長調

* 対談:原島 博氏 と 大津 純子

~ 「いま感性の時代 心豊かな人生を育むには?」

*  Gabriel Fauré : Sonate en La majeur pour Violon et Piano Op.13

G.フォーレ (1845〜1924):ヴァイオリン・ソナタイ長調 作品13

*  Frédéric Chopin : Nocturne No. 20

F.ショパン (1810〜49): 夜想曲 第20番 嬰ハ短調

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~すっかりご無沙汰申し上げておりますが、お変わりなくお過ごしでしょうか?

新年を迎えたばかりと思っていましたのに 早くも3月!

少しずつ春の足音が近づき、花々の目覚めが待ち遠しい季節となりました。

 

来る4月23日(日)午後5時半より代官山ヒルサイドプラザにて開催いたします

<心のコンサート・その23>のご案内を申し上げます。同封のチラシにありますように、

今回は ≪花のパリ≫ を舞台に、19世紀から20世紀初頭に活躍した作曲家たちの作品でプログラムを構成しました。繊細さと熱情が交差するロマンに満ちた音楽は、華やぎの中にも少しばかり憂いを漂わせる“春”に呼応するような思いがします。

現在注目されることの少ないポリーヌ・ヴィアルドは19世紀ヨーロッパ・オペラ界のスーパー・プリマドンナで作曲家・ ピアニストとしても当時圧倒的な人気を誇っていました。その類まれなる才能と人格に魅了された音楽家や文化的著名人の数は限りなく、ロッシーニ、リスト、ショパン、シューマン夫妻、フォーレ、チャイコフスキーなど、名前をあげたら切りがないほどです。

今回演奏のフォーレのヴァイオリン・ソナタ作品13は、彼女の息子でヴァイオリニストであったポール・ヴィアルドに献呈されました。また、もう一人の作曲家、ギヨーム・ルクーはベルギーに生まれ、僅か24歳で亡くなりましたが、若い感性を歌いあげたかのようなヴァイオリン・ソナタは同郷の巨匠ヴァイオリニスト、 ユージン・イザイに捧げられています。

ゲストの原島 博先生のご専門は電子情報工学なのですが、文化やアートへのご造詣が深く、両極端(?)とも言えそうな世界を自由自在に往来され、顔を中心として<感性工学>という分野を開拓されました。デジタル化された文化が社会を席巻する現代。演奏される作品を通して其々の作曲家たちの柔軟な感性や彼らが生きた時代の文化背景に触れ、先生のお話を伺いながら 改めて「人間性」とは何? 豊かな人生とは? という問題を皆様とご一緒に考えることができたら嬉しく思います。

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協賛:株式会社 ICMG, Do Good Associates, 合資会社 大和川酒造店

株式会社 小田原 鈴廣, ワイン ズ新富屋、NPO えこお、株式会社 Dia-cubed

主催:大津純子室内楽実行委員会