Junko’s Heart-to-Heart Concert No.31
《音楽逍遥 その1》ウィーンを舞台に!
〜Musical Stroll in Vienna〜
9月に入り、ようやく酷暑から解放されて秋風が・・・と書きたいところですが、
どうやらまだまだ猛暑は続くとの予報とか。皆様にはお大事にお過ごしでしょうか?
異常気象による天災が世界各地で起きています。大規模な山火事、豪雨による大洪水、大型ハリケーンや台風などなど。犠牲となられました方々への追悼の思いとともに、
被災者の皆様には心よりお見舞い申し上げます。天災への対処だけでも大変ですのに、私利私欲に取り憑かれて闘争・戦争を続ける人間たちの無神経さにはゲンナリします。でも惑わされることなく、意欲的に前進することが“社会に明るい灯火をもたらす第一歩に繋がる”と信じて歩んでいきたいですね。
10月22日(日曜)代官山ヒルサイドプラザにて午後3時半開演(開場午後3時)
<心のコンサート その31>のご案内を申し上げます。
今回は「音楽逍遥 その1」と題してウィーンにゆかりある作曲家たちの作品を取り上げて “音楽そぞろ歩き” を楽しんでいただきたいとの企画です。
音楽の都・ウィーンではハプスブルク帝国の宮廷文化の下、皇帝、貴族はもとより一般大衆にも音楽を愛好する市民文化が発展しました。そのため才能あふれる作曲家や演奏家がウィーンに集まってきたのです。18世紀から19世紀にかけては、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルトたちが活躍し、19世紀後半から20世紀前半にかけてはブラームス、ブルックナー、マーラー、シェーンベルク、ベルクなどヨーロッパの近代・現代音楽の大作曲家たちがウィーンを拠点に活動しました。“ワルツ王”として大成功をおさめた生粋のウィーン人、ヨハン・シュトラウスの軽快なワルツは、豪華絢爛な楽友協会大ホールで毎年開催されるウィーンフィルハーモニーによる
ニューイヤー・コンサートでお馴染みですよね。ハプスブルク王朝の重要な歴史的建築が建ち並ぶ街並みは美しく、シェーンブルン宮殿(何と1441室もある!)や国立歌劇場、また、チラシに描かれているシュテファン寺院はウィーンの文化を代表する重要な建物です。1949年制作のクラシック映画『第三の男』に登場する大観覧車は“これぞウィーン!”と言える存在です。しっかり(笑)チラシに描き入れていただきました。
様々な魅力に溢れたウィーンを音楽で楽しんでいただけたら幸いです。
お申し込みに関してですが、9月6日〜8日にかけて電話での対応ができませんが、Faxでのご連絡は大丈夫とのことです。申し訳ございませんがご了承くださいませ。
では当日会場でお目にかかれますことを心待ちにいたしております。
どうぞご自愛くださいませ。
ニューヨークより 大津純子
2023年9月吉日