心のコンサートその36

Junko’s Heart-to-Heart Concert No.36
《音楽逍遥》
夕暮れのセレナーデ 〜 ヴァイオリンと心の歌
“Serenade in the Twilight”

チケットお申込み

ご無沙汰いたしております。お変わりなくお過ごしでいらっしゃいますか?
つい先日新年を迎えたと思っていましたら早くも三月半ばに差し掛かりました。
寒さ厳しい冬でしたけれど突然春めき、街のそこかしこに美しいピンク色の花々が目に留まるようになりました。気持ちも和みますね。

東日本大震災の発生15年目に改めて目にした自然界の非情さ・・・心の痛み、辛い体験の中に生きるための明るい意味を見出したと話される被災者の方のお姿には“生きとし生けるもの”全てへの優しさが溢れていました。今の荒れ狂うような世界情勢。戦争を仕掛け、破壊することが勝利であると言い続ける人々の心根には多少でも“慈しみ”の心など存在するのでしょうか?
力に引かされていく人間は “弱い”・・・と私のアメリカ人友人がポツリと語っていました。

さて、すっかりご連絡がおそくなりましたが、《心のコンサート・その36》のご案内です。
来る4月19日(日曜日)15時(開場14時半)よりお馴染みの代官山ヒルサイドプラザにて、≪夕暮れのセレナーデ 〜 ヴァイオリンと心の歌≫をお届けいたします。
お申し込みの詳細は同封のチラシを参照してくださいませ。

今回のプログラムではソプラノとヴァイオリンのコラボレーションを楽しんでいただきたいと思っています。サン=サーンスの『夕暮れのヴァイオリン』はソプラノ、ヴァイオリンとピアノのために作曲された、激情ほとばしる(ホント!)素敵な作品です。余り演奏される機会がないのですが、きっとお心に触れるものと思います。また、チラシには記載していませんが、ガブリエル・フォーレの美しい歌曲『夢のあとで』も、ソプラノとヴァイオリンのコラボレーションで。
若きモーツァルトの生き生きとしたエネルギーに溢れたヴァイオリン・ソナタ。その天才ぶりはモーツァルトの再来と称えられたコルンゴールドのオペレッタ(オペラより軽い喜歌劇)『沈黙のセレナーデ』からのアリア(ヴァイオリン演奏)。そして私の大好きな、晩年のブラームスのヴァイオリン・ソナタ第3番。これらのすべての作品は熱い“心のうた”に満ちています!

ゲストは、イタリアで長年生活・活動されていたソプラノ歌手・吉川具仁子(きっかわ・くにこ)さん。とても柔らかく美しいお声で多くの聴衆の皆様を魅了されています。
そして私の演奏をいつも繊細に支えてくださる鷲宮美幸さんの共演です。

ぜひ ご家族、ご友人をお誘いくださり、ご出席いただけますと幸せです。
寒暖の差が激しい気候です。どうぞお大事になさってくださいませ。

大津 純子 (2026年3月11日 記)