Junko’s Heart to Heart Concert No. 28
大津 純子 心のコンサート その28〜 ≪音の詩人たち〜the Magical World of Tone Poets≫

☆日時:2019年10月27日(日)開演17:30(開場17:00)

☆場所:代官山ヒルサイドプラザ(ヒルサイドテラス内)

☆入場料:一般6,000円 高校生以下 半額(懇親会でのワイン、飲み物、オードブル付)

☆問合せ・お申し込み:大津純子室内楽実行委員会

Tel & Fax:03-3486-8740 Internet:http://junko002.com/

<プログラム>
☆リヒャルト・シュトラウス:<万霊節>作品10-8 〜『「最後の葉」による8つの歌曲』より
Richard Strauss (1864〜1949) :Allerseelen (AII Souls’ Day) Op.10−8

☆リヒャルト・シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ変ホ長調作品18
Richard Strauss (1864〜1949): Violin Sonata E flat Major Op.18

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☆Junko’s Heart-to-Heart Talk:
 お話:岡ノ谷 一夫氏
 Junko Ohtsu & Professor Kazuo Okanoya (Biopsychologist) 

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☆オリヴィエ・メシアン:ヴォカリーズ・エチュード
Olivier Messiaen (1908〜1992) :Vocalise-étude

☆武満徹:妖精の距離
Toru Takemitsu (1930〜1996) :Distance de Fée for Violin and Piano (1951)

☆ロベルト・シューマン(1810-1856) おとぎの絵本作品113c
Robert Schumann (1810〜1856) :f rom Märchenbilder Op. 113

☆アレクサンドル・グラズノフ:グランド・アダージョ(バレエ『ライモンダ』より)
Aleksandr Glazunov (1865〜1936) :Grand Adagio from “Raymonda” Op.57

<演奏>
出演:大津 純子 Junko Ohtsu, Violin
   コレット・ヴァレンタイン Colette Valentine, Piano
ゲスト:岡ノ谷 一夫氏 生物心理学博士・東京大学大学院教授

お申込み・お問合せ: Tel&Fax 03-3486-8740
Internet http://www.junko002.com/

【Special Thanks】ヒノキ新薬株式会社 取締役社長 阿部 武彦 様
協賛:株式会社ICMG、Do Good Associates、合資会社 大和川酒造店
協力:株式会社 小田原 鈴廣、ワインズ新富屋、NPO えこお、株式会社 Dia-cubed
主催:大津純子室内楽実行委員会

今回のコンサートのチラシは、下記を御覧ください。
チラシ表面
チラシ裏面

SCC Summer Roses 2019のご案内

7月14日(日)ニューヨーク郊外サウスハンプトン(ロングアイランド)で催されるコンサートです。

“Songs without Words (Vocalise) ~ the magical world of Tone Poets”

*出演:大津純子・ヴァイオリン、コレット・ヴァレンタイン・ピアノ

*会場:Southampton Cultural Center,  Levitas Center for Arts

25 Pond Lane, Southampton, NY 11968

*時間: 午後5時〜6時の一時間。

*入場料:35ドル(14歳以下のお子さんは 入場料無料)

*コンサート終了後に簡単なレセプションあり。

*チケット問合せ: www.scc-arts.org (online purchase) Tel. 631-287-4377 または 当日受付にて購入可

ピアニストは<心のコンサート その26>で共演した長年のパートナー、コレット・ヴァレンタインなので楽しみです。
たまたま(笑)ニューヨークにおられましたら是非お立ち寄りくださいね!

Please save the date!

“Songs without Words (Vocalise) ~ the magical world of Tone Poets” Junko Ohtsu, violin  Colette Valentine,  piano

Sunday, July 14, 2019, at 5PM at the Southampton Culture Center, Levitas Center for the Arts : 25 pond Lane, Southampton, NY.

  • General Admission $35 ~ Free Admission for Children under 14
  • The reception follow after the performance
  • Tickets may be purchased online at www.scc-arts.org or by calling 631-287-4277 or at the door.

If you happen to be in the area, please drop by!The reception will follow after the performance.
Look forward to seeing you!!
Junko?

心のコンサート27 ご来場ありがとうございました!

ご無沙汰しています。お変わりありませんか?なんと気付いたら梅雨入り宣言が出てしまいました!!オドロキ・・・

4月から5月にかけては日本にとって大きな転換の時でしたね。ちょうど日本に滞在していたので、色々な新しい体験が出来たことは幸運でした。新天皇陛下・新皇后陛下とともに『令和』の時代に、日本が良い形で発展して行けたら嬉しいですよね。ただ、世界中の政治・経済・自然環境の変化激しい今、これからの私たちはどのように進んで行くべきなのか・・・色々と考えさせられます。

さて、先日はお忙しい中、<心のコンサート・その27>にご来場くださりありがとうございました。すっかり御礼が遅くなり申し訳ありません。いつものように本当に多くのお客様がご来場くださり とても幸せでした。感謝申し上げます。

今回はドヴォルザーク作品23とロベルト・シューマン作品47という二曲のピアノ四重奏曲名作を、米国フロリダ州ボカ・ラトンから来日した友人ピアニストのイリーナ、そしてヴィオリスト・森口恭子さん、チェリスト・渡部玄一さんという素晴らしい音楽家たちと一緒に熱のこもる演奏ができて幸せでした。

ドヴォルザークのピアノ四重奏曲では、華やかな第2番作品87の方が第一番より圧倒的に人気があって、第1番作品23はどちらかというと地味な印象を持たれています。でもスラヴ的な色彩が濃厚な第1番は彼の若いエネルギーと歌心がすごく魅力的!第2楽章の変奏曲の根底に流れる、独特の深い哀しみにゾクゾクします。こういう音楽性ってやっぱり彼らスラヴ人の長い歴史に根ざしているのかもしれませんね。因に、「スラヴ人」というのは、中欧・東欧に住み、インド・ヨーロッパ語族スラヴ語派に属する言語を話す「諸民族集団」なのだそうで、ひとつの民族を指すのではなくて言語学的な分類にすぎない(ウィキペディアより)とのこと。しかし彼らの歴史を紐解いてみると かなり複雑で、その複雑さから生まれる心の葛藤のようなものが音楽に感じ取られるのではないかしら。

1842年はR. シューマンにとって『室内楽の年』と呼ばれるほど充実した一年で、あの有名なピアノ五重奏曲作品44の完成後間もなくピアノ四重奏曲作品47が作曲され、そして幻想小曲集作品88(ヴァイオリン・チェロ・ピアノの編成)や作品41の1番から3番までの弦楽四重奏曲などが生み出されました。シューマンは1829年にハ短調のピアノ四重奏曲を作曲しましたが、ピアノパートが完結しないまま出版されませんでした。その眠っていた草稿が20世紀に入ってから発見され、現在は補筆版が出ているとのこと。

いずれにせよ作品47のピアノ四重奏曲は“クララのために書かれた”(おそらく殆どの作品がそうだと思うけれど!笑)こともあり、第3楽章 Andante cantabile アンダンテ・カンタービレは『子どもの情景』作品15にある『トロイメライ』の<夢の世界>が浮かび、だから友人 Wei-En Hsu (ウェイ=エン・シュ。何度も このシリーズに出演しています!)に頼んで、アンコールとしてピアノ四重奏のために編曲してもらいました。とても素敵な仕上がりとなり大満足でした!Wei-En ありがとう!!

作家、篠田節子さんはアマチュア・チェリストとして室内楽をご友人たちと楽しんでおられ、クラシック音楽に関する知識も とても豊富でいらっしゃいます。最初の予定では私がインタヴュアーとして彼女に色々とお話を伺うはずでしたのに、いつの間にか立場が逆転!(苦笑)彼女からいただくかなり突っ込んだ質問に受け答えする運びとなりました。でも大変楽しい対話となり、お客様もお喜びだったご様子です。

おかげさまで今回も皆さまに喜んで頂けるコンサートとなりました。ありがとうございます!!

次回は10月27日(日)午後5時半からとなります。素敵な企画を考えています!是非お出掛け下さいませ。

またお会い出来ますことを心待ちにして!!

 

心のコンサートその27

Junko’s Heart to Heart Concert No. 27
大津 純子 心のコンサート その27
“室内楽を楽しもう!〜 ドヴォルザークとシューマン”
Joy of Chamber Music 〜 Dvořák & Schumann

チケット申込<心のコンサートその27>

“いのしし年”だからか、時間の流れまで猪突猛進(笑)しているかのよう・・・
年が開けてからの速さたるや恐ろしいほどで、新年のご挨拶もできないままに今日を
迎えてしまいました。ご無沙汰重ねております失礼をお許しくださいませ。

極端な寒さが世界各地を襲った 辛く、長い冬を何とか乗り越えることが出来ました。
いよいよ美しい春の季節を迎えますね。皆さまにはお変わりなくお過ごしでしょうか?

4月14日(日)午後5時半より代官山ヒルサイドプラザにて<心のコンサート・その27>のご案内です。今回はアメリカで共演することの多い友人ピアニスト、イリーナ・コフマンを迎え、ドヴォルザークとロベルト・シューマンのピアノ四重奏曲をお届けします。

ドヴォルザークはピアノ四重奏を2曲作曲していますが、スラブ的民族色の濃い第一番
作品23を取り上げます。スラブ系ロシア人であるイリーナの演奏に“乞うご期待!”シューマンのピアノ五重奏曲は大変有名ですが、ピアノ四重奏曲作品47は珠玉の名曲です。ドヴォルザークは若かりし頃、ブラームスにその才能を見出されて成功を収めることになりましたが、ブラームス自身がロベルト・シューマンに“嘗てない才能の持ち主”と世の中に紹介されたことで作曲家としての人生が開けたという、先導者と後輩の素晴らしい関係がバックにあります。そんな人生の広がりは素敵ですよね。
ヴィオリストはアンサンブルを得意とする森口恭子さん、そしてチェリストはこれまで二回出演していただいている渡部玄一さんです。お二人とも幅広く活躍されている優れた音楽家ですので、エネルギーいっぱいの熱い演奏をお届け出来ると思います。
また、トークコーナーのゲストには作家の篠田節子さんをお招きしています。篠田さんはアマチュア・チェリストとして室内楽に親しんでおられ、ご著書にも音楽にまつわる
ストーリーが幾多登場しています。皆さま、どうぞ楽しみにお出掛け下さいませ!!

 お申込み・お問合わせは 電話&Fax:03-3486-8740 まで、
また、インターネットお申込みは http://www.junko002.com/ にて
受付けております。どうぞお誘い合わせの上、是非ご出席下さいませ。
当日お会い出来ますことを心待ちにしています!! 
大津 純子 2019年2月吉日

Junko’s Heart to Heart Concert No. 27
大津 純子 心のコンサート その27〜 “室内楽を楽しもう!〜 ドヴォルザークとシューマン”
Joy of Chamber Music 〜 Dvořák & Schumann

☆日時:2019年4月14日(日)開演17:30(開場17:00)

☆場所:代官山ヒルサイドプラザ(ヒルサイドテラス内)

☆入場料:一般6,000円 高校生以下 半額(懇親会でのワイン、飲み物、オードブル付)

☆問合せ・お申し込み:大津純子室内楽実行委員会

Tel & Fax:03-3486-8740 Internet:http://junko002.com/

<プログラム>
☆アントニン・ドヴォルザーク:ピアノ四重奏曲 ニ長調 作品23
Antonin Dvořák (1841-1904): Quartet for Piano, Violin, Viola and Cello D major Op.23 (composed in 1875)
☆ロベルト・シューマン:ピアノ四重奏曲 変ホ長調 作品47
Robert Schumann (1810-56): Quartet for Piano, Violin, Viola and Cello E♭major Op.47 (Composed in 1842)

<演奏>
大津 純子 ヴァイオリン Junko Ohtsu, Violin
森口 恭子 ヴィオラ Kyoko Moriguchi, Viola
渡部 玄一 チェロ Gen-ichi Watanebe, Cello
イリーナ・コフマン ピアノ Irena Kofman, Piano

<お話> Talk corner guest:
篠田 節子 作家 Setsuko Shinoda, Author

お申込み・お問合せ: Tel&Fax 03-3486-8740
Internet http://www.junko002.com/

【Special Thanks】ヒノキ新薬株式会社 取締役社長 阿部 武彦 様
協賛:株式会社ICMG、Do Good Associates、合資会社 大和川酒造店
協力:株式会社 小田原 鈴廣、ワインズ新富屋、NPO えこお、株式会社 Dia-cubed
主催:大津純子室内楽実行委員会

今回のコンサートのチラシは、下記を御覧ください。
チラシ表面
チラシ裏面

心のコンサートその26ご来場ありがとうございました!

ちょうど一年前にあたる昨秋の「心のコンサート その24」は何と台風襲来という大ハプニングに見舞われてしまったのですが、それにも拘わらず いつもと変わらない人数のお客様がお見え下さり、感謝感激いたしました(ありがとうございます!)。その時のハラハラした記憶が蘇り、今回は一体どうなることやら・・・と事前から祈るような気持ちでした。本当に幸運なことに見事な秋晴れに恵まれ、このたびも 多勢のお客様がご来場下さいましたことに心より御礼申し上げます。

我が人生の節目(!)でもあるのか、昔のことをふっと懐かしく思い出すことが多くなったように感じます。そんなわけで今回は私の心状を反映する、ちょっとメランコリックなプログラムとなりました。ピアニストのコレットと出逢ったのは30代後半だったかなぁ。以来ピアノ・トリオを組んで活動したり、CD制作をしたり・・・と息の合う親しい友人です。

彼女との最初のCD(リサイタルの実録)『ヴァイオリンの詩』に収録したフォーレの<夢のあとに>は、イタリア・トスカーナ地方に古くから伝わる詩をフランスの詩人ビュッシーヌ(1830〜1899)がフランス語に翻訳。夢の中で出逢った美しい女性との幻想的な世界。その夢から目覚めたときの主人公の哀しい心の叫びが詠われています。また、ベルギーを代表する作曲家セザール・フランクの壮大なヴァイオリン・ソナタは同郷の後輩、ウジェーヌ・イザイへの結婚祝いとして作曲されました。イザイは一世を風靡した大ヴァイオリニストであり、ヘンリク・ヴィエニアフスキー、アンリ・ヴュータンらに師事し、ヴュータンの後任としてブリュッセル音楽院教授としてナタン・ミルシュタイン、ジョーゼフ・ギンゴールド、ウィリアム・プロムーズなどの優れた後進を育てています。作曲家として室内楽曲やヴァイオリンのための多くの作品を残していて(代表作はなんといっても<無伴奏ヴァイオリンのための6つのソナタ>)、今回の<遠い昔に> 作品10-1 (2曲のマズルカより第1番)は若い頃の作品。パリのカフェを彷彿とさせる、洒落っ気のある楽しいサロン風な曲です。
  

そして私の大好きなロシアの作曲家、ラフマニノフの若かりし頃の小品とヴァイオリンの魔人(笑)、パガニーニによる「ラ・カンパネラ」(鐘)。元々は彼のヴァイオリン協奏曲第2番第3楽章として作曲されましたが、私の心酔するフリッツ・クライスラーによる華やかな編曲でお届けしました。

今回の《Reminiscence 〜 追憶》というテーマに合わせ、ゲストの月尾 嘉男先生が大変興味深いお話を用意してくださいました。歴史上の人物たちの『最後の言葉』・・・時間が限られていたので僅か6名にしかスポットを当てることが出来なかったのが残念なのですが、其々の生き方を映し出す言葉を残しているんですね。写真だけになりますが、どんなお話をしていたのか、ここに ご紹介させて頂きますね。
  

コンサート実現のためにいつも温かくお力添え下さる実行委員会の皆さま、コンサートの現場を支えるスタッフの方々、そしてご来場の皆々さまに深く御礼申し上げます。また、ヒノキ新薬株式会社取締役社長、阿部武彦様にはコレットの滞在に関して大きなお力添えを頂きましたことに深謝申し上げます。

次回2019年4月14日(日)その27ではドヴォルザークとシューマンのピアノ四重奏曲を、そしてご自身がアマチュア・チェリストとして室内楽を楽しんでいらっしゃる作家の篠田 節子さんをゲストにお迎えし、『室内楽を楽しもう!』というテーマでお届けします。是非皆さまお誘い合わせの上お出掛けくださいね!!お会い出来ますことを心より楽しみに・・・

大津 純子

 

 

 

心のコンサートその26

Junko’s Heart to Heart Concert No. 26
大津 純子 心のコンサート その26 Reminiscence 〜 追憶

チケット申込<心のコンサートその26>

 今夏は世界規模で最高気温の記録更新が続きました。自然災害も激化の一途をたどり、
日本の比ではないかもしれませんが、ニューヨークも なんと暑いかったことか!!
皆さまには ご無事にお過ごしでいらっしゃいますよう心よりお祈り申し上げます。
過日のニューヨーク・タイムズ紙付録マガジンは『Losing Earth(滅びゆく地球)』と題した特集記事に全1冊(70ページ)が当てられていました。「30年前には気候変動を止めて地球を救うチャンスがあったのだが・・・」という書き出しに、
“あ~ぁ、時遅しでないことを!”・・・と願う思いでいっぱいになりました。
季節感がどんどん薄れて参りますが、順調に新涼の候を迎えたいものですね。

 さて、同封のチラシにございますように10月28日(日)午後5時半より
代官山ヒルサイドプラザにて <心のコンサート その26> を開催いたします。
今回のテーマは季節に相応しく、ちょっとメランコリックな 『Reminiscence 〜
追憶』。プログラム曲には私の心に残る作品群を取り上げました。

 ゲストは工学博士・月尾嘉男先生。先生は BS-TBS「地球千年紀行」で6年間にわたり、世界の先住民族の文化や伝統を紹介されておられました。また、ラジオ番組もお持ちでいらっしゃるのでお馴染みの方々も多いのではないでしょうか。先生の多彩なご活動を通しての興味深い体験談や(地域振興と環境保護のための活動も続けておられますから)この差し迫った地球の問題についてもお話を伺えれば嬉しいな、と考えています。
ピアニストには私のアメリカでの長年のパートナー、コレット・ヴァレンタインを迎えます。私の CD『ヴァイオリンの詩 ~ ベルエポック』などでも共演している気心の
知れた友人です。是非楽しみにお出かけくださいませ。

 お申込み・お問合わせは 電話&Fax:03-3486-8740 まで、
また、インターネットお申込みは http://www.junko002.com/ にて
受付けております。どうぞお誘い合わせの上、是非ご出席下さいませ。
当日お会い出来ますことを心待ちにしています!! 
大津 純子
2018年8月吉日 ニューヨークにて

Junko’s Heart to Heart Concert No. 26
大津 純子 心のコンサート その26〜 Reminiscence 〜 追憶

☆日時:2018年10月28日(日)開演17:30(開場17:00)

☆場所:代官山ヒルサイドプラザ(ヒルサイドテラス内)

☆入場料:一般6,000円 高校生以下 半額(懇親会でのワイン、飲み物、オードブル付)

☆問合せ・お申し込み:大津純子室内楽実行委員会

Tel & Fax:03-3486-8740 Internet:http://junko002.com/

出演:大津 純子 Junko Ohtsu, Violin
   コレット・ヴァレンタイン Colette Valentine, Piano
ゲスト:月尾 嘉男氏 工学博士・東京大学名誉教授
Dr. Yoshio Tsukio Professor Emeritus of University of Tokyo

<プログラム>

☆ウジェーヌ・イザイ:<遠い昔に> 作品10-1 (2曲のマズルカより)
Eugène Ysaÿe (1858-1931) : Dans le Lointain Op.10 No.1 from Deux Mazurkas

☆セザール・フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
César Franck (1822-1890) : Sonata for Violin and Piano A major

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☆Junko’s Heart-to-Heart Talk:
   ≪追憶とは?≫ お話:月尾 嘉男氏
   ≪Lost in reminiscence?≫ ~ a talk with Dr. Yoshio Tsukio 

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☆ガブリエル・フォーレ:夢のあとに 作品7−1(三つのメロディより)
Gabriel Fauré (1845-1924) : Après un Rêve Op.7 No.1 from Trois Mélodies

☆セルゲイ・ラフマニノフ:ロマンス 作品6−1
 Sergei V. Rachmaninov (1873~1943) : Romance Op.6 No.1

☆ニコロ・パガニーニ/クライスラー:鐘(ラ・カンパネラ)
 Niccolò Paganini (1782-1840) : La Campanella, arranged by Fritz Kreisler

お申込み・お問合せ: Tel&Fax 03-3486-8740
Internet http://www.junko002.com/

協賛:株式会社ICMG、Do Good Associates、合資会社 大和川酒造店
協力:株式会社 小田原 鈴廣、ワインズ新富屋、NPO えこお、株式会社 Dia-cubed
主催:大津純子室内楽実行委員会

今回のコンサートのチラシは、下記を御覧ください。
チラシ表面
チラシ裏面

ご来場ありがとうございました!

お陰様で とても素晴らしいお天気に恵まれ、第25回目のコンサートが無事終了いたしました。お忙しい中、多くの皆さまがご出席下さいましたことに心より御礼申し上げます。

今回は熊本地震の発生から ちょうど丸二年の節目に当たり、熊本県菊池市市長、江頭 実氏のお話へのお客様の関心は大変高かったように見受けられました。被災後、市長のポジティブなエネルギーの下、菊池市民の皆さまが一丸となり、どのようにボランティアの方々の協力を得ながら復興に向けての努力を続けておられるのか、数多くの写真と映像を駆使してのご説明は感銘深く、また映像を拝見して気付いたのですが、菊池市には沢山の子供たちが生き生きと目を輝かせているのです。 自然環境に恵まれた美しい土地が人びとを優しく大きく育てているのではないかな、という強い印象を受けました。そして大きく傷ついたものの、今蘇りつつある菊池市の姿は本当に嬉しい限りです。まだまだご苦労は大くあるようです。今後とも 多くの皆さまの お心ある応援をよろしくお願い申し上げます!

実は今回のプログラム選曲には とても心配りをしました。サン=サーンスのヴァイオリン・ソナタ第一番とラフマニノフのピアノ三重奏曲第一番『悲しみのトリオ』は以前から取り上げてみたいと思っていたのですが、この2曲にはどんな作品を併せたらバランスの良いプログラムが出来るかしら・・・と結構悩んだのです。

その時に閃いたのが、私が大好きなオペラのアリア<Mon coeur s’ouvre à ta voix(あなたの声に わが心は開く)>(サン=サーンスのオペラ『サムソンとデリラ』より)をヴァイオリンで弾くこと。オペラのヒロインはソプラノ歌手というのが一般ですが、このオペラではメゾ・ソプラノが主役(因にカルメンもそうですね!)。往年の名メゾ・ソプラノ歌手、マリリン・ホーンのうたいぶりが素晴らしくて、心を揺り動かされます。有難いことに、オペラの指揮や歌手たちの指導者として活躍しているウェイ・エンが今回の共演者で、彼は作曲・編曲にも優れた才能があるのです。早速ヴァイオリンのためにアレンジしてくれるように頼みました。そしてそこから、今回のタイトル《Mon coeur =こころ》が確定したのです。また、折角、渡部 玄一さんという素敵なチェリストに出演して頂くのだから・・・と、ラフマニノフの『ヴォカリーズ』(言葉を使わずに母音だけで唄われる歌曲)をピアノ三重奏用に編曲することをウェイ・エンに依頼し、アンコールとして演奏することが出来ました。お客様からの反応も大変良く、楽しんで頂けるコンサートが実現できたことに感謝の念でいます。

次回(10月28日・日曜日)もよろしくお願い申し上げますね!!