2003.2.吉日 | ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ |
あたふたと慌しく月日が流れ、まばたきしている内に年が明けてしまいました。 <Impromputu>に書きたいことが山ほどあったのに、ゆっくりPCの前に座る時間が無く、すっかりご無沙汰してしまいましたことを深くお詫び申し上げます。時間が前後してしまいますが、それらの貴重な体験談は後程、改めて記載させて頂くことに致します。 さて、この数年来、夏はより暑く、冬はより寒く、そして美しい春と秋を楽しむ期間も段々と短くなっていくような、日本らしい<四季>の感覚が失われていくような、そんな思いにとらわれるほどの厳しい気候が続くようになりましたが、皆様には、お変わりなくお過ごしでいらっしゃいますか? まだまだ春の訪れには程遠い様子ですが、少し"先走り"して、4月のコンサートのお知らせを申し上げます。 このところ、世界情勢における緊張感は並々ならぬもので、しかも、それを作り出しているのが他ならぬアメリカ・・・私が長年住み、長所にも短所にも触れた上で、矢張り、その"奥行き"を無視できない・・と感じている国なのですから、実に情けない思いが致します。せっかく、夢と希望と気概に溢れていたアメリカの<素敵な時代>を日本の皆さまにご紹介したい、と頑張っている私の苦労!を尻目に、現政府は一方的で狭い視野を世界中にゴリ押し・・・でも、これは決して"良識ある"アメリカ国民の意識を反映している訳ではないことを、彼らに代わってお伝えさせてくださいませ。本当ですよ〜 こんな時代だからこそ、人々が"創造的"であった時代を振り返って、人間にとって大切なことは何なのだろう・・・と思惟してみるのも意味があるんじゃないかしら?・・・と思うのです。 そこで、大津純子の≪Good Old Days≫シリーズ第二弾は『ライムライト〜チャップリンのアメリカ』と題し、あのチャップリンさんの"目"をお借りして、20世紀前半のハリウッドにタイムスリップ。 いつになっても人間は、戦争やら、不景気、閉塞感・・・と同じパターンを繰り返しているようですが、音楽や芸術の世界では いつだって"ロマン"や"感動"が絶えることなく湧き上がっています。和田 誠さんによる、ホンワカと"ぬくもり"が伝わってくるようなイラストを背景に、思いっきりロマンティックで、思いっきり楽しい演奏をお届けします。 経済に関する本を認めた(出版はされませんでしたが)ほど、社会の動きに敏感であったチャップリンを少し分析、また、資本主義と芸術の接点は?・・・そんなお話を、このシリーズ第一回でもホスト役を務めてくださった音楽評論家:黒田恭一さんが、日本精鋭の経済学者:岩井克人さんをゲストにお迎えし、トーク・コーナーで取り上げる予定です。 何か新しい発見があるかもしれません。どうぞ、乞うご期待!! 4月9日(水)夜7時に東京・紀尾井ホールにてお目にかかれますことを楽しみにしております。 紀尾井ホールは、ホテル・ニュー・オータニのすぐ側。JR四谷駅から歩いても数分です。もし桜が丁度見頃でしたら、四谷土手沿いはきっと そぞろ歩きに打ってつけでしょう。 チケットお問い合わせは: デュオ・ジャパン:03-5428-0571 info@duojapan.com http://duojapan.com/ 日本経済新聞社・日経プラザ:03−5255−2695 http://www.nikkei.co.jp./events/ また、私のホームページ:http://junko002.com からも購入が可能になる予定です。 チケットぴあ:0570−02−9990 東京文化会館チケットセンター:03−5815−5452 でも販売されています。 ひとつだけお詫びがございます。4月3日(木)に横浜・みなとみらい小ホールで予定されておりましたコンサートは諸事情からキャンセルとなりました。昨年、横浜公演にいらして下さいました皆様には、ご期待を裏切ることになってしまい、誠に申し訳ございません。次期コンサートでは、横浜公演の復活を試みたいと思っております。 |