大津 純子(おおつ じゅんこ)・ヴァイオリニスト 略歴
東京芸術大学、米国ジュリアード音楽院卒業。ジュリアード音楽院在学中にジュネス・ミュージカル・インターナショナル 及び カーネギー・ホール共催によりニューヨーク・デビュー。ニューヨーク・タイムズ紙上、音楽評論家レイモンド・エリックソン氏より、
『ヴァイオリンの詩〜ベル・エポック』、スペイン音楽選集『マラゲーニャ』(各・日本フォンテック)、『Prelude to a Kiss』(BAJ Records)などCD5枚をリリース。『マラゲーニャ』収録曲の E.グラナドス:ヴァイオリン・ソナタは、“素晴らしい録音・・・”(音楽評論家・諸石幸生氏)と評価高い本邦初録音となる。また、アメリカ女流演奏家と構成する Ecco Trio (ピアノ・トリオ)によるアルバム『アメリカ』は、<レコード芸術>誌「室内楽準推薦盤」に選出された。2011年2月、東北民謡集DVD『あいの風 〜 Wind from Northeast 』をプロデユース、リリース(この収益全額は東日本大震災復興のために寄付)。その意想外な企画と、ヴァイオリンによる津軽・南部地方の民謡(編曲)演奏の新鮮なアプローチは称賛の的となる。
2002年、自ら企画・プロデュースした室内楽シリーズ『Good Old Days 〜アメリカの<素敵な時代>』は、日本のクラシック音楽シーンの盲点であった”知られざるアメリカ”にスポットを当てた意欲的な好企画として各界より注目を浴びる。
2004〜11年、イラストレーター・和田誠、ジャズ・ピアニスト・佐藤允彦両氏と共にジャンルを超えて音楽を楽しもう、という意図のもと、≪Junko and the Night and the Music≫シリーズを開催。3人の異なるバックグラウンドを生かしたユニークな企画は好評を博す。2005年12月より ≪大津純子・心のコンサート≫を年2回展開中。 |